
外資系に転職してキャリアアップしたい。でも検索すると「外資系 転職 地獄」とか出てきて不安…
こんな疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 転職後に地獄を見ないように、外資系転職へ向けての注意点を5つ列挙します。
- これから外資系企業への転職を考えている人の参考になると思います。
- 特に外資系転職に興味がなくても、日系と外資系の違いとして楽しんで頂ける内容になっていると思います。
- 自己紹介
この記事を書いている私は、新卒入社した大手日系企業から大手外資系消費財企業へ転職しました。



実際に外資系企業へ転職してみて感じた、地獄になりうる注意点を記載していきますね。
- 読者の方へメッセージ
私自身、日系企業から外資系企業に転職し、毎日たくさんの違いを実感しながら楽しく働いています。
地獄と感じてしまう方もいるかもしれませんが、事前にしっかり認識できていれば問題ないことも多々あります。
それでは本題に入っていきましょう。
1. 外資系転職で地獄を見ないために:企業規模は大きい方がベター


企業規模が大きいと、社内システムがしっかりしていることが多いです。
外資系企業の場合、Job Discriptionで役割が明確化されていることが多いですが、特に大企業の場合は自身の役割が明確です。



私の場合、もともと働いていた日系企業で一人で担っていた仕事量を、転職先の外資系企業では3-4人で丁寧に進めていくような感覚でした。
ぶっちゃけ想像以上に業務量が少なく、初めは驚きましたが、明確な責任範囲で確実に成果を創出するよう期待されていることが後々わかってきました。
反対に、企業規模が小さい場合には、個人の責任範囲が広くなりがちです。責任範囲が広いと、もちろん業務範囲も広くなります。
そのため、多忙を極めるといったこともあるようです。
外資系転職する際には、転職先の企業規模もしっかり注目するようにしましょう。
2. 外資系転職で地獄を見ないために:実力主義はガチ


私自身、外資系企業に入社して驚きましたが、ほんとうに完全実力主義です。
私の直属リーダーは50代男性、その上の上司が40代女性、でした。
男女平等や年功序列撤廃などの声がよく聞かれますが、ほとんどの日系企業では、まだこういった状況は珍しい(むしろほとんど実現してない)のではと思います。



余談ですが・・・私が以前勤めていた日系企業では「女性の管理職比率をXX%まであげる」と言った目標までありましたが、なかなか進んでいませんでした。
もちろん、給与も年齢は関係なし。自らの役職によって決まるので、かなり明瞭です。
周りからも、ある程度「この人の年俸はこのくらいかな」と予測できます。
年齢とともに自動的に給与が上がっていくことはまずないので、年齢に関係なく、どんどん成長していくという成長意欲が大切になります。
マーケティング業界の年収のリアル、1000万稼ぐキャリアやその実現方法については、こちらの記事にまとめてみました。ぜひあわせて確認ください。


3. 外資系転職で地獄を見ないために:英語アレルギーだときつい


外資系企業ということで、公用語は日本語ではなく英語になります。
社内資料もメールも、日本人同士のやりとりでも基本は英語です。これは企業によるかもしれませんが、私の会社の場合、そのまま外国人やグローバル本社に転送する場合があるものは英語で書くようにしています。
もちろん、チームメンバーの日本人どうしだけで話す場合は日本語でのやりとりもあります。
英語の実力は人それぞれですが、「英語が嫌い」だとすると辛すぎる環境です。
むしろ英語を使ってどんどん仕事したい人や、より英語力を強化したい、という人にとっては願ってもない環境だと思います。
ちなみに、私自身のシンプルな英語勉強法をまとめた記事もあるので、よければ覗いてみてください。


4. 外資系転職で地獄を見ないために:リストラあるよ


外資系あるあるですが、やはりリストラ(クビ)は結構あります。
むしろ、ある程度の年齢になったらクビになる前提でキャリアを考えておく方が良いと思います。
私の場合は、以下2点を意識してメンタルを保つようにしてます。笑
・余剰資金はしっかり投資して先々の資産を作っておく
・いつでも他の企業に移れるよう、転職エージェントに登録しておく(LinkdInも定期的に更新する)
この記事を読まれているということはすでに転職エージェントに登録済みと思いますが、自分のおすすめエージェントを貼っておきます。
もし登録がまだのエージェントがあれば、こちらからどうぞ。複数登録しておいた方が、転職が成功する可能性は大きく高まります。


- 総合転職サイト
- 外資系に強い転職サイト
- マーケティング特化の転職サイト
5. 外資系転職で地獄を見ないために:給与体系が違う


外資系企業は、年俸制の企業が多いです。年間の給与が決められていて、それを12で割って毎月振り込まれてくる、というやつです。(プロ野球選手みたいな感じ)
企業次第ではありますが、私の企業ではボーナスも日本ほど多くなく、年に一回だけです。
決定されたボーナス額が年俸に上乗せされて、12ヶ月間でうすーくまぶされてもらえるという感じです。



ということで、毎月支給される額は日系企業の頃よりももちろん大きくなります。
ちょっと嬉しいです。
ボーナス払いを設定しているローンがある方なんかは、注意が必要ですね。
まとめ:外資系転職で地獄を見ないために
ここまでの5点をまとめると、以下の通りです。
- 大企業の方が、適切な業務量なことが多い(業務分担が進んでいるかどうかが鍵)
- 完全実力主義、成長意欲が必要
- 英語アレルギーだと辛い(勉強しましょ)
- リストラはあるので対策しとこう
- 給与体系もけっこう違う
以上です。
外資系転職で地獄を見ないために、実際の経験からポイントを整理して記載しました。
この記事が、読者の方の参考になれば嬉しいです。

