
ビジネスでも英語を使って活躍できるようになりたい!でも忙しいし時間がないので効率よく英語を勉強したいけど、いろんな教材があって迷ってしまう・・・。
こんな疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 私が実践した本3冊+オンライン英会話1つによる、シンプルな英語学習方法を紹介します。
- 多忙な社会人や、これから外資系企業への就職・転職を考えている方の参考になると思います。
- 自己紹介
この記事を書いている私は、留学経験ゼロから英語面接を(なんとか)通過して外資系企業に転職しました。
もともと所属していた日系企業でも、英語の実務経験はほとんどありませんでした。



これまで英語学習のために色々な教材を試しましたが、今回はもっとも効果効率的だと実感した3冊+1をご紹介します。
- 読者の方へメッセージ
20代の頃は、本屋さんで英語学習の本を見つけてはあれこれ買いあさっていました。
(本棚を改めて見ると15冊くらいあります・・・)
今になって気が付きましたが、たくさんの本を一度ずつ読むよりも、絞った少数の本をとにかく何度も何度も学習する方が英語力は定着します。
本記事でおすすめする教材は、外資系企業に転職するまでの「ベース」となる英語力を鍛えるためにおすすめなものです。
(特定のビジネスに専門的な単語などはカバーしきれないと思いますが、転職後の「慣れ」で必ず習得できますよ)
それでは本題に入っていきましょう。
1. 外資系転職に必要な「ボキャブラリー」を鍛える


まず第一に、必要最低限のボキャブラリーをTOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)で暗記していきます。
ある言語学者の研究によると、ネイティブスピーカーの会話で使用される語彙の約85%はたった1000単語でカバーされているそうです。



おすすめは「何度も繰り返し読み続ける&無料音声でのシャドーイング」です。
何度も繰り返し読み返してフレーズごと丸暗記しつつ、音声で耳からも入れ込みます。
6〜7割ほど頭に入ってきたと感じたら、解説文も読んでいくのが良いです。
より単語が定着していくようになります。
(おまけ的に、TOEICテストの点数もしっかり伸びます)
けっこう有名なので既にご存知の方も多いかもしれないですが、必要最低限のボキャブラリーを獲得するための良書だと感じています。
2. 外資系転職に必要な英語の「ライティング」を鍛える


続いて、ビジネスに適した丁寧な英語を英語のお手本 そのままマネしたい「敬語」集で学習します。
筆者がゴールドマン・サックス勤務時に学んだ「超実践的な」ビジネス英語集です。
ビジネスに適している【格上げ単語】(例:「助ける」はhelpよりも「assist」、「難しい」はhard/difficultよりも「challenging」、等)を学べるだけでも価値があります。
ビジネスシーン、特にメールでのやりとり等にそのまま使えるフレーズが満載です。
フレーズを書きつつ英語での敬語のニュアンスを覚えていくのが良いと思います。
実際にこの本には、転職前だけでなく転職後も相当お世話になっています。笑



今でも机のすぐ横に置いて、いつでも確認できるようにしています。実践的なビジネス英語の教科書ですね。
今回のマスト3冊には含めていませんが、続編もとても良書なのでこちらに記載しておきます。
読み物としても、とっても面白いですよ。


3. 外資系転職に必要な英語の「スピーキング」を鍛える(基礎)


スピーキングについては、まず基礎編から。
日常会話に頻出するフレーズを新版 ネイティブ英会話フレーズ集3400で学習します。
ビジネス英語に特化というよりも、日常的なコミュニケーションでの頻出フレーズ集です。
「外資系転職になぜ日常会話?」と思われる方もいるかもしれませんが、ビジネスシーンでも日常会話は頻繁に発生します。
「How are you?」と聞かれた時に、機械的に「I’m fine.」と返してしまいそうな方は、ぜひこの本で英会話の「自然な流れ」を体に染み込ませるのが良いと思います。
おすすめの勉強法は、音声を聴きながら自分でも繰り返すシャドーイングです。



私は通勤中に音声をリピートして聞き流しつつ、入浴中にシャドーイングを繰り返していました。
4. 外資系転職に必要な英語の「スピーキング」を鍛える(実践)


最後に、スピーキング実践編です。
月額制でレッスン回数無制限のオンライン英会話、ネイティブキャンプ
このネイティブキャンプ、いつでも予約なしで英会話し放題なので、空いた時間にサクッと始められるのがとても魅力的です。
↓以下、公式サイトから抜粋↓
「今すぐレッスン」では、24時間365日*レッスンを受講したいと思った瞬間にいつでも英会話レッスンが可能です。
日頃忙しくまとまった時間を取ることが難しい方でも、最短5分というスキマ時間を使って好きな時に受講できます。
*毎週月曜日 AM2:00~6:00 (日本時間) の定期メンテナンス時間を省く。
英語学習はインプット(リーディング・リスニング)だけでなく、アウトプット(スピーキング・ライティング)することでどんどん定着していきます。



ネイティブキャンプ
使用していて唯一気になるのは、自分の好きなタイミングを優先すると希望している講師を選べないことが多い、という点です。
実際、アメリカやイギリスの講師は人気で、私は毎回フィリピン人講師と会話しています。
私の場合、アウトプットは「質」より「量」だと強く感じているので全く気にならないですが、もしも気にされる方は他も検討するのが良いかと思います。
まとめ:外資系転職におすすめな英語学習教材
まとめると、私のおすすめ3冊+1は以下の通りです。
1. ボキャブラリー >>TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
2. ライティング >>英語のお手本 そのままマネしたい「敬語」集
3. スピーキング(基礎) >>新版 ネイティブ英会話フレーズ集3400
4. スピーキング(実践) >>ネイティブキャンプ
ここまでで、もしかすると



リーディングとリスニングが出てこないけど大丈夫かな?
とお思いの方もいらっしゃるかと思います。



個人的には、あえてリーディングとリスニングに時間をかける必要はあまりないと考えています。
現状は詳しくないですが、30代の私としては、日本の学校教育での英語はほぼほぼリーディングとリスニングという印象でした。(センター試験もそうでしたよね)
おすすめの3冊を読んでいればリーディングはほぼ問題なし(特に英語のお手本 そのままマネしたい「敬語」集が読み応えあり)ですし、音声付きの本と英会話でリスニングもカバーできると思います。
一般的に不足しているのは、アウトプットする「ライティング」と「スピーキング」だと思います。
その中でも、何より「スピーキング」=「自分の口から英語を出す」量が、英語の定着には大事だと感じています。
私の場合は、ネイティブキャンプ
おまけ:「こんなのも効果ありと思います」を2つほど
- English Boot Camp
実は数年前に、下記のような超短期集中講座を受けたことがあります。
>>たったの2日で英語が喋れるを約束!【 English Boot Camp 】
2日間で英語が喋れるってちょっと怪しいんじゃ…
と思っちゃいますよね。笑
でも安心してください。三菱商事→ハーバードMBAというすごい方が代表をされており、練り込まれたプログラムでとても素晴らしかったという思い出があります。
実際、当時の私はTOEIC600点弱くらいで、外国人とのコミュニケーションは全然ダメ(オドオドしてしまう感じ)でした。
ですが、この2日間の講座のおかげで、外国人とのコミュニケーションに苦手意識が無くなりました。
「完璧な英語を話せるようになる」というよりも、「英語をコミュニケーションツールとして使えるようになる」トレーニングメニューだと思います。



外国人とのコミュニケーションが苦手だと感じている方は、こういったものも面白いかもしれません。
詳細はサイトを確認いただきたいですが、Face to Faceだと10万円くらい、オンライン版だと3〜6万円くらいみたいです。
- 転職エージェントに登録する
将来的に転職して英語を使ったビジネスをしていきたいなら、転職エージェントに登録&相談してみるのもありだと思います。(もちろん無料)
目標が具体的になると、英語学習のモチベーションも高まります。
こちらが、私のおすすめする転職サイトです。


おすすめ転職サイト7選の抜粋を貼り付けておきます。
- 総合転職サイト
- 外資系に強い転職サイト
- マーケティング特化の転職サイト
転職エージェントのビジネスモデルとしては、クライアントが転職した後の年収の30%くらいが報酬となるので、転職が成功するように一生懸命サポートしてくれます。
色々な情報をいただけるので、登録や無料相談までしておくのが良いと思います。



私も、エージェントと相談しながら自分の目標を明確にしていったことで、より英語学習のモチベーションが高まりました。
以上、おすすめの英語学習教材3冊プラス1と、おまけでした!
皆さんの参考になれば嬉しいです。
英語学習、頑張っていきましょう!



