2024年2月より、ニュージーランド・クライストチャーチ郊外に住んでいるAo(あお)です。
日本での仕事を辞め、家族(夫婦・男子x2の4人)での海外移住です。
自分にとっても家族にとっても大きな決断だったので記録を残しておきたく、このブログを記しています。
今回は
ニュージーランドで3年間のワークVISAを取得するまでの手続きとかかった期間
について共有していきます。
今回、私はPost-Study Work VISAという3年間有効なワークVISAを取得できました。あわせて、妻のワークVISA(Partner of Worker Work VISA)とこどもの学生VISAも取得できました。
※ただし、VISA取得までの期間は申請タイミングや個人によって異なるので、あくまで参考までとしてください。VISAの詳細についても変更になる可能性があるため、最新情報は必ずNZ immigrationのサイト(https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas)をご確認ください。
これから留学を検討している方や、海外移住を検討している方の参考になれば幸いです。
ニュージーランドで3年間のWork VISA取得・手続き&かかった期間

ニュージーランドの大学院を修了後、3年間有効なワークVISA(Post-Study Work VISA)を申請・取得しました。
このPost-Study Work VISAは、ニュージーランドの高等教育卒業後に申請ができるオープン*ワークVISA(*職種に制限なくどの企業にでも務めることが可能なVISA)です。
教育のレベルによってVISAの有効年数が異なり、大学院(Master)であれば3年、大学(Bachelor)であれば1~2年など差があるようです。
私が取得までにかかった期間は申請日が2025年3月11日、取得日が3月28日だったので、計算すると
ワークVISA取得までにかかった期間は17日間でした。
のちほど記載しますが、Police Certificate(犯罪経歴証明)の受け取りまでに1週間ほど時間をロスしてしまったので、それがなければ実際は10日ほどで取得可能だったと思います。
取得の手続き自体はすべてNew Zealand Immigtationのサイトからオンラインで可能でした。
https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/visa-lists/all-work-visas
手続きに必要な書類はこちらのとおりです。
・ID(日本のパスポートとNZの免許証)
・NZ大学院の修了証明書(大学に依頼し発行)
・銀行残高証明(NZの普段使用している銀行のもの)
・Medical Checkの結果(General medical ExaminationとX-ray)
・犯罪経歴証明(クライストチャーチの日本領事事務所で申請して日本から取り寄せ)
必要書類のうち、修了証明書や銀行残高証明はネットから申請ができたため、すぐに準備できました。
いっぽうで、注意が必要なのがMedical Checkと犯罪経歴証明です。
Medical Check
Medical Checkは、Immigrationが指定する内容の検査を、規定の病院で行う必要があります。
私が住んでいるクライストチャーチには5つくらいの規定病院があり、その中の一つDoctors on Riccartonで2月の下旬にGeneral Medical Examination(血液検査・尿検査・問診)と胸部X線を受けました。
受診料は565NZD、約45,000円とかなり高いですが、他の病院もほぼ同額だったためこちらにしました。
GoogleのReviewはかなり辛辣なコメントが多くやや不安でしたが、予約も検査もスムーズで受診後3日ほどで検査結果をImmigration NZに送付*してくれました。
(*NZにはeMedicalというシステムがあります。Immigration NZの指定医師が直接Immigration NZに検査結果を送付してくれるシステムです)
Medical Checkは特に健康状態に問題がなければすぐに完了できますが、何かあった際には再検査なども必要なようなので、早めに完了しておけるとスムーズだと思います。
Police Certificate (犯罪経歴証明)
もっとも時間がかかったのがPolice Certificate(犯罪経歴証明)です。
犯罪経歴証明はクライストチャーチの日本領事館で1月22日に申請し、取得できたのが3月28日でした。
犯罪経歴証明の申請には指紋を日本に送る必要があります。
通常は領事館で無料で指紋を採取してくれるのですが、1月は予約がいっぱいだった&犯罪経歴証明は取得まで最長で3か月程度かかると聞いていて申請を急いだほうが良いとおもったので、現地の指紋採取サービスで有料の指紋採取をしました。
Fingerprinting(Avonhead Postshop)で55NZD(約4,500円)でした。
クライストチャーチの日本領事館で指紋とともに犯罪経歴証明を申し込み、届いたという連絡を待っていたのですがなかなか連絡が来ません。
3月に入ってもまだ犯罪経歴証明が届いていたなったため、とりあえずは「犯罪経歴証明を申請したという証明書のコピー」を添付して、VISA申請手続きをさきに行いました。
当時は学生VISAが3月末で切れる予定だったので、少しあせっていました。
学生VISAが切れるちょうど1週間前、3月24日に「Interim VISA」という、申請中のVISAの結果が完了するまでの一時的なVISAが付与されました。
これで現在の学生VISAが切れても、不法滞在にはなりません。
その後、あらためて日本領事館へ犯罪経歴証明が届いていないかを電話で確認したところ、「1週間ほど前に届いておりメールもしたはず」と返答がありました。
メールBOXのゴミ箱や迷惑メール等もさがしたのですが結局そのメールは見つけ出せず・・・もしかしたら自分が登録したメールアドレスが誤っていたのか?とも思いつつ、領事館で無事に犯罪経歴証明を受け取りました。
受け取った犯罪経歴証明をPDF化し、すぐにVISA申請を更新しました。
念のため電話でImmigration NZに「書類がすべてそろったので再度VISA申請を確認してほしい」と連絡したところ、その連絡から1-2時間ほどで無事にWork VISAのPDFがメールで届きました。
犯罪経歴証明の添付が必要なVISAを申請する際には、なるべく早めに犯罪経歴証明の申請を行うのが良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回はワークVISAの申請手続きと取得までにかかった期間(日数)を記載しました。
他の記事でも、ニュージーランドへの移住準備や生活について記載していますので、ご興味あるかたはぜひ見てみてください。
どうぞよろしくお願いします。