2024年2月より、ニュージーランド・クライストチャーチ郊外に住んでいるAo(あお)です。
日本での仕事を辞め、家族(夫婦・6歳男子・3歳男子の4人)での海外移住です。
今回は
ニュージーランドの大学院へ出願したプロセス
について共有していきます。
これから留学を検討している方の参考になれば幸いです。
【オンラインで完結】ニュージーランドの大学院への出願
タイトルにあるとおり、ニュージーランドの大学院への出願はすべてオンラインで完結しました。
日本のような入学試験はありません。
これは私が入学した大学院(リンカーン大学)だけの話でなく、ニュージーランドには原則入試といったものがありません。
大学院の修士課程だけでなく、大学の学士課程でも同様で、日本のような一斉入試は基本ありません。
大学院への出願は、必要書類を準備してPC画面の指示にしたがって書類(PDF)をアップロードしていくと完了となります。
とてもシンプルですが、その分アップロードする書類の内容についてはしっかり確認されるようです。
ニュージーランドの大学院出願に必要な書類
ニュージーランドの大学院出願に必要な書類は、たったこれだけでした。
・大学の卒業証明書(英語)
・大学の成績証明書(英語)
・IELTSの結果(バンドスコア6.5以上、各セクション6.0以上)
もちろんこれらのほかにもパスポートのコピーなどをアップロードしましたが、特別に用意する必要のある書類はこれら3つだけでした。
英文卒業証明書や英文成績証明書は郵送で自宅まで手配して、携帯の写真からPDF化したものをアップロードすればOKでした。
原本をニュージーランドの大学院へ送付する必要があるのかと思っていましたが、不要でした。
IELTSは条件を満たす結果を得るまでに2回受験しました。
これら3つの書類をもとに選考にすすみます。
その際に大学側で確認している内容は、
- 出願しているコースに関連する分野の学士号を有しているか
- 学士号取得時の成績が大学院入学に値するか
- 英語力は十分か
だそうです。
出願後にコンタクトをとってきてくれた大学のアドバイザーから聞いた情報ですが、なかでも学士号取得時の成績は最も重要だそうです。
入学可否を判断するうえで一番細かくチェックされるとのことでした。
※ちなみにこのアドバイザーは無料で入学までいろいろとサポートしてくれる存在で、とても心強かったです。
他の大学にも出願はしたのですが、こういったアドバイザーがついてくれたのはリンカーン大学だけでした。
出願から合否結果までにかかった時間
ニュージーランドの新学期は2月からスタートします。
日本でいう4月が、ニュージーランドの2月にあたります。
私の場合は2024年2月スタートのコースに対して、前年2023年の6月26日に出願しました。
その結果が届いたのは8月22日でした。
出願してから合否結果が出るまで合計で57日間、約2か月ほどかかった計算になります。
これが長かったのか短かったのかはわかりませんが、2か月間の間にアドバイザーと3回ほどやりとりし、いつくらいに結果がもらえそうかを確認できたのは良かったです。
そのほか、留学までのスケジュールについてはこちらに記載しています。
大学が提供している奨学金
ニュージーランドの大学院は、ほとんどの場合大学独自の奨学金システムを持っています。
出願する際にいくつかの大学を確認しましたが、留学生に対する奨学金のメニューとしては、学費の一部免除であることが多いです。
奨学金をもらえるかどうかも、出願時に提出した大学の成績で判断されます。
この奨学金についても、出願後にアドバイザーに確認したところ「この成績だったらおそらく奨学金がでるから確認しておくね」ということで確認してくれて、合格結果とともに奨学金による学費の一部割引のオファーをもらうことができました。
大学生だったころの自分に感謝しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回はニュージーランドの大学院への出願について記載しました。
これからもニュージーランド生活で感じたことや気になったこと等を紹介していきます。
引き続きよろしくお願いいたします。