IELTSコンピューター版って受けたことないんだけど、本番がどんな感じなのか気になる。
こんな疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- IELTSコンピューター版を実際に受けてきた筆者が、体験記を共有します。
- 具体的には、事前準備・当日の流れ・テスト結果の確認方法をできるだけ詳細に記載します。
- 自己紹介
この記事を書いている私は、普段は外資系企業に勤めており、2022年3月にIELTSをコンピューター版ではじめて受験しました。
これまでは英語関連のテストはTOEICしか受けた経験がなく、6年ほど前に受けた点数が825でした。
今回受験したIELTSのスコアはOverallで6.5でした。(思っていたよりも良かった!)
今回は実際に受験した際の流れを共有します。
- 読者の方へメッセージ
TOEICとかIELTSとか、テストって緊張しますよね…。
IELTSコンピューター版の受験を検討中の方にとって、
当日の不安点が無くなるよう、詳細に記載したいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、それでは本題に入っていきましょう。
【事前準備】IELTSコンピューター版体験記
まずは、受験当日までにやっておきたい「事前準備」について
予約方法・持ち物・練習方法に分けて記載していきます。
予約方法
IELTSの公式サイトから、試験可能な場所・日時を選んで予約します。
予約の際は、
「コンピューター版」か「ペーパー版」か
「Academic(アカデミック)」か「General Training(ジェネラルトレーニング)」か
に気をつけて、自分が受験したい場所・日時で予約しましょう。
\ IELTS公式サイト /
持ち物
以下抜粋にある通り、当日の持ち物は
1)パスポート原本
2)パスポートの顔写真ページのカラーコピー
3)透明のボトルに入っている水 ※ペットボトルの場合はラベルを剥がしておくこと
の3つです。
試験当日、パスポートのカラーコピーを忘れている方がいて、近くのコンビニまでコピーを取りに行っていました。忘れないようにしましょう。
また、試験当日はリスニング30分・リーディング60分・ライティング60分にプラスして説明の時間などがあり、
実質3時間近くの長丁場になります。
集中力を切らさないためにも、お水は用意していくのがベターだと感じました。
ペーパー版と異なり、「筆記用具」はテストセンター側で用意してくれるので不要です。
詳しくは下記のQ&Aもご確認ください。
Q
試験当日に必要な持ち物は、持ち込めるものは何ですか?
A
パスポート原本、パスポートカラーコピー、水。PC上でのテストではございますが、メモを取ることが可能です。筆記用具と用紙は当センターがご用意させていただきます。
IELTSコンピューター版に関するよくあるご質問から抜粋
事前練習
練習方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますが、
大事なので改めて記載しておきます。
IELTSコンピューター版を受ける前に必ずやっておくべきなのが、
デモ画面での練習です。
\ IELTS公式サイト /
上記ボタンのリンク先にある【サンプル問題】リンクから、デモ画面に飛ぶことができます。
本番の画面操作に慣れておくことで、余裕を持って試験に集中することができます。
反対に、画面操作に手こずると実力を出しきれないで終わる可能性が高いです。
私自身、初めての IELTSでOverall 6.5を取れたのは事前に画面操作の練習をしていたからだと感じています。
受験前には、ぜひこちらを確認いただければと思います。
【当日の流れ】IELTSコンピューター版体験記
私が今回予約したのは8:20受付・9:00開始の回でしたので、
その流れで解説していきます。
・会場入り口でパスポートを見せて、中へ入る
・トイレに行きたい人はトイレへ
・パスポート、パスポートのコピー、水以外の荷物は全て大きなビニール袋に入れる
・顔写真と指紋採取(試験会場出入りの際の確認のため)
・試験会場となる部屋へ移動
・部屋の入り口付近の棚へビニール袋ごと荷物をおいておく
・試験会場は個人のスペースごとに仕切りがついており、
デスクトップPC、キーボード、マウス、ヘッドホンがセットされている
・試験結果を送付する住所を記載するための1枚用紙と鉛筆が置かれているので、住所を記載
・鉛筆はテスト中もメモ用に使用可能
・ここから9:00の開始までにトイレにいきたい方はトイレへ
・結果送付先を記載した1枚用紙が回収される
・リスニングが始まる前に注意などのアナウンスがあります
・合計で15分ほどかかりました
・机の上にリスニング用のログインパスワードが記載された1枚用紙が配られます
・試験中はこの紙の空欄部分に鉛筆でメモ書きすることができます
・ログイン後、ヘッドホンの音量調整が全員終わったら試験開始です
・全員が試験終了したら、ログインパスワードが記載された1枚用紙が回収されます
・机の上にリーディング用のログインパスワードが記載された1枚用紙が配られます
・この紙の空欄部分に鉛筆でメモ書きすることができます
・ログイン後、自分のペースで試験を開始することができます
リスニングとリーディングは、ハイライト機能を活用することで効率よく解答することができますよ。詳しくはこちらに記載してます↓
・全員が試験終了したら、ログインパスワードが記載された1枚用紙が回収されます
・机の上にライティング用のログインパスワードが記載された1枚用紙が配られます
・この紙の空欄部分に鉛筆でメモ書きすることができます
・ログイン後、自分のペースで試験を開始することができます
・全員が試験終了したら、ログインパスワードが記載された1枚用紙が回収されます
・9時開始の試験予約でしたが、実際に解散できたのは12:10前後でした
・ビニール袋ごと自分の荷物を受け取ります(ビニール袋はスピーキングの際も使うので捨てない)
・私は13時に予約していたので、すぐ近くのカフェでパンを一つだけ食べて戻りました
・再度入り口でパスポートを見せて、中へ入る
・顔写真と指紋を照合し、待合室で待機
・荷物はビニール袋に入れて待合室において置く
・試験会場(個室)へ移動
・外国人試験官と1対1です
・お互いにマスクはつけたまま、パスポートは渡さずに顔写真のページを見せるだけでOK(感染症対策のため)
【冒頭】
あなたの名前は?
なんて呼べば良い?
【パート1】
生まれ育った街は?
その街は子育てに良い街?
将来は都市・田舎のどちらに住みたい?
【パート2】
よく行くカフェについて1-2分でスピーチ
そのカフェにはどんな人たちがくる?
友達とわいわい話したりできる?
カフェには仕事している人たちもいるかもしれないけど友達と話しても良い?
【パート3】
一般的に、友人を自宅に招くのは交友関係を築くために有効だと思う?
その理由は?
・全てを終えたのが13:11だったので、試験時間は11分間でした
・荷物をピックアップして帰宅します。お疲れ様でした!
感想
そもそもTOEICしか経験がなく、
IELTSを受験するのは初めてでしたが
「コンピューター」でのリスニング・リーディング・ライティングはかなりやりやすかったです。
問題文や解答選択肢にマークをつけることができるハイライト機能が使いやすく、
時間を有効に使って解答できたと感じました。
一方で、スピーキングはかなり独特な空気でやりずらかったです。
質問に答えても、試験官は表情を全く変えずに次の質問に進んでいくので
会話というよりも一方的なプレゼンに近い印象でした。
英語での受け答えを練習するよりも、自分ひとりで語る練習をしておくのが良いと思います。
【結果確認】IELTSコンピューター版体験記
日曜日に試験を受けて、3日後のAM10:30(水曜日)には結果が届きました。
試験を申し込む際に登録したアドレスにメールが来ます。
コンピューター版は受けてから3〜5日後にテスト結果発送されるので、
テスト内容を覚えているうちに結果が届きます。
このスピード感はとてもありがたかったです。
【おまけ】IELTSコンピューター版体験記
普段から英語は勉強し続けているのですが、
今回のIELTS受験にあたって本を一冊購入しました。
この本は全体の流れから各セクションの具体的な対策がわかりやすく記載されており、
模擬試験も2回分掲載されているのでとても良い本だと感じました。
私のように、IELTSを初めて受験されるという方には超オススメです。
私がそうだったのですが、すでにTOEICで700点以上くらい取れる英語力がある方は、この一冊だけでかなり対策できると思います。
もっともっとIELTSで高得点を獲得するために特化して勉強したいという方は、
こちらがオススメです。
IELTSを徹底的にサポートしてくれる日本有数のIELTSテスト対策学校です。
IELTS専門の講師もおり、学生・社会人が数多く学んでいます。
もちろん無料ではないですが、海外留学を実現するための効率的な投資になると思います。
→ IELTS 対策 バークレーハウス
\ 公式サイト /
今回は以上です。
私もまたレベルアップしてIELTSを受験しようと考えていますので、
一緒に頑張っていきましょう!
読んでくださり、ありがとうございました!